初めての海外旅行で英語が不安な人にたった一冊だけおすすめする書籍はこれだ!

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僕は21才で初めて海外(アメリカ)に行き、それからほぼ毎年アメリカに行きました。

26才と28才では、半年近くの海外バックパッカーを経験しました。

そんな僕からするとけっこう驚くことが、ここ数年で何回か起こりました。

それは、20代後半くらいになって「初海外にいってきます!」という友達が思ったより多いこと。

 

しかも、そんな友人たちは「フットワーク軽そう」な人たちで、それまでに何カ国も行ったことがありそうなのに「初めて海外に行く」という人を見ると、素直に「今まで日本を出たことがなかったのか」と驚きます。

僕のそんな驚きは氷山の一角で、日本人のパスポート所持率は23.5%程度と言われていることも、無視できません。

なんと、日本人の4人に3人は1度も海外に行ったことがないのです。

 

ということで、これから「初めて海外に行くけど、英語が不安」という方のために、僕がおすすめする書籍を一冊だけ紹介したいと思います。

1、ロバート・ハリス著「英語なんて これだけ聴けて これだけ言えれば 世界はどこでも旅できる」

この本を僕は5年も6年も昔からブログでオススメして、多くの方が購入してくれているので、かなり売り上げに貢献していますw

この本のなにをそんなにオススメするかというと、Capter2の「これだけでどんな場面もいける魔法の万能フレーズ10」です。

マ  ジ  で  、

ここにある10のフレーズだけで、海外旅行はいけます。
汎用性がめちゃ高い言葉ばかりが記載されてるので、この10フレーズの応用だけで、海外での会話の9割くらいは成立してる感じです。

 

こういう感じで使い方の例文もたくさん掲載されてるので使い方に困ることはありません。

この10のフレーズはマジで万能なので、言葉のあとにいれる名詞を入れ替えるだけで、ほとんどのシチュエーションでの会話に対応できるのです。

2、海外旅行で使うフレーズは限られている。

初めての海外旅行で使う英語は、その9割以上は「店員さんや、タクシードライバーと」することになります。

・ホテル、レストラン、コンビニの店員さん
・CAさん、タクシードライバー
・空港のチェックインカウンター

などのお仕事してる人との会話はシチュエーションが限られているので、定型文さえ覚えてしまえば英語力はほとんど必要ありません。

 

海外で英語を話すとなると、

・たまたま道端で知り合った外国人
・運命の出会いをした魅力的な異性

などと会話をしなければいけないとなんとなく思ってしまいますが、そういうシチュエーションは1割以下です。
そのような「プライベートの」相手との会話内容は多岐に渡り、お互いの仕事や家族についての雑談や過去や未来についての話をすることになります。

このような会話は複雑な文法や豊富な語彙が必要になるので多くの勉強が必要ですが、店員さんとの会話は、決まったパターンを覚えるだけでいいのでグッと難易度は下がります。

 

僕も海外経験が浅いうちは「あらゆる文法や語彙を覚えないと英語が話せない!」と勘違いしていたんですが、そんなことはありません。

店員さんがかけてくる言葉のパターンと、自分が返すパターンだけ覚えてしまえば、海外での会話の9割くらいはなんとかなるのです。

そのための最適なフレーズが、このロバート・ハリスさんの本には書かれているのです。

3、文法も語彙も、一番最初は気にしすぎない方がよい

初めての海外旅行で、しかも英語が話せないとなると

「がんばって勉強しなきゃ!」
「とりあえず一ヶ月だけでも勉強しなきゃ!」

となるかもしれませんが、それは大きな間違いです。

 

一ヶ月集中して勉強するのは素晴らしいことですが、そのくらいの勉強では、英語をペラペラ不自由なくしゃべれるようになることはありません。

それよりは、ロバートハリスさんの本を読んで、最低限必要なフレーズに名詞をあてはめる練習をしておく方がよっぽど有益です。

例:Could I have…であれば 、…の部分にwater(水)やticket(チケット)やchopstick(箸)などをあてはめる練習です。

これだけで海外の多くのシチュエーションに対応できます。

 

さらに、この本で紹介されている
「How’s going?(元気ですか?)」や
「after you(お先にどうぞ)」などのフレーズは、丁寧に文法を習っていっても、マスターすることはできません。

いわゆる「SV」や「SVO」では表せられないフレーズだからです。
これらのフレーズは、まるまる覚えてしまうしかない上に、使う頻度は非常に多いので、さっさと覚えてしまう方が懸命です。

難しい文法を覚えなくても、フレーズだけ覚えればいいので、非常にコスパのいい学習法と言えます。

 

もちろん、このような英語の覚え方ではすぐに限界がきます。

・会議でプレゼンを任せられた
・仕事の取引先を探したい
・法人設立、銀行口座解説などの手続きをしたい
・旅先で知り合った旅人友達と仲良くなりたい
・異性と親しくなりたい

このような目的がある場合には、便利フレーズを連発しているだけではコミュニケーションを取ることはできません。

そのときは、このサイトで紹介しているコーチング英会話スクールに通うなどして、みっちりと英語の基礎から勉強する必要があります。

 

しかし「とりあえず初めての海外旅行」というレベルであれば、ロバートハリスさんの著書を読んで、そこに書かれているフレーズを丸暗記するだけで問題なく過ごすことができるでしょう。

そのくらい、海外旅行で必要な英語は少ないのです。

この本のおすすめなのは、持ち歩きがしやすい、小さいサイズだということです。
見やすいデザインなので、「事前にちゃんと勉強しておく」という使い方ではなく、「お守り替わりに持っておき、移動時間などにチラチラ見てみる」という使い方ができる点です。

飛行機の中でサッと開いて、CAさんに一言なにかお願いしてみる。これで通じます。

このような成功体験の積み重ねが、英語を学習するモチベーションになるのです。

最後まで読んでくれたあなたの、海外旅行が少しでも快適になる役に立てていれば嬉しいです。