TORAIZ(トライズ)はネイティブ並の英語力を目指さないけど、ホントにそれでいいの?

投稿日:2017年7月3日 更新日:

TORAIZ(トライズ)の大きな特徴のひとつに

「ネイティブの発音を目指さない」という点があります。

せっかく英語を勉強するんだから、美しい、ネイティブのような発音を目指したくなる気持ちは誰にでもあります。
しかし、トライズはそれをしません。
その理由に迫っていきます。

TORAIZ(トライズ)がネイティヴ発音を目指さないワケ

①1000時間の学習を1年で行う前提で作られている

TORAIZ(トライズ)がネイティヴ並の発音を目指さない理由の根幹に、「学習時間に対する考え方」があります。

まず、日本人が英語で不便なく会話できるようになるまでは「2200時間」の学習時間が必要と言われています。

そして、そのうちの1200時間は、義務教育中、あるいは高校、大学等で教育を受けているということになっています。
(このあたりはアバウトな計算のようです。)

けど確かに、英語は他の言語(中国語とか、スワヒリ語とか)と比べると、アルファベットは理解できるし、どんなに勉強してなくても、100個くらいは英単語を理解しています。
発音も、カタカナ発音であろうとも、全くのゼロではないので、この「学校教育で半分以上は終わっている」という理論は、大きく外れてはいないでしょう。

そして、残りの1000時間をどうするかですが、TORAIZ(トライズ)は「1年間のプログラム」と区切っています。

1000 ÷ 365 =約2.74

ということで、たまに休日も入れるとして、1日3時間程度の勉強時間でまかなおうというのがTORAIZ(トライズ)のプログラムです。

話がそれましたが、「たった1000時間で英語をマスターせねばならない」という前提に立っているからこそ、ネイティヴ並の発音を目指していないのです。

それだけしか時間がないのであれば、他に文法や最低限のフレーズ、瞬間的な返答能力の方が優先されるのです。
この優先順位は②の理由に続きます。

②徹底的に「ビジネス用の英語」を鍛える

TORAIZ(トライズ)のそもそもの目的は「ビジネス用の英語力を鍛える」ことにあります。

そこにフォーカスすることで、おのずと優先度が決まっていきます。
ビジネスの場において「発音」はそれほど重要ではないのです。

ビジネスの場では、「お互いの意思疎通がとれること」こそがもっとも重要であり、そのための英語の発音がどうとかは、最低限を満たしていればお互いにとってどうでもいいのです。

「お互いの意思疎通がとれる」ようになるには、「相手の言ったことが理解できること」と「瞬間的に返答する能力」こそが大切です。
TORAIZ(トライズ)では、その部分を伸ばすことに1000時間のほとんどを使うため、発音矯正のために割く時間を、最低限にしているのです。

③本気で発音を矯正しようとすると、ものすごく時間がかかる

英語の発音をネイティヴレベルまで上げようとすると、すごく時間がかかります。

それこそ、日本人の嫌いな「r」と「l」の発音の違いをマンツーマンでレッスンすると、それだけで数時間はあっという間にたってしまいます。「si」と「shi」の違いや、「th」など、ひとつひとつ矯正していると、キリがありません。

そして、発音は自分で正しくできているかそうでないかの判断がつきにくいです。
つまり、「大量のマンツーマン特訓」が必要になるのです。

人件費の安いフィリピンなどで、現地スタッフを雇うなどするならそれも現実的ですが、日本にいるネイティヴスタッフやバイリンガルスタッフをそれほど拘束すると、現在の月額9.4万円という受講料では、全く収まりきらなくなります。

受講料を常識的な範囲に収める

という意味でも、ネイティヴ並の発音を目指さないことは、合理的なプログラムなのです。

④世界には、非ネイティブ英語話者の方が多い

世界には、英語を日常的に使う人が約17.5億人いるとされていますが、そのうち13.6億人は「非ネイティヴ」と言われています。

つまり、日本人と同じように、母国語がありながら後天的に英語を学んで話せるようになったひとの方が、圧倒的に多数であるということになります。

この結果は多くのひとにとっては驚きを産みます。
アメリカ人やイギリス人のように、生まれた時から英語を話し、母国語としてそれを操る人は、世界全体で見れば「レア」になるのです。

中国人や、インド人や、タイ人やブラジル人が、一生懸命に英語を勉強してきて、非ネイティブの英語話者として、英語を使って会話をしているのです。

その結果、起きることはなんでしょう?

「訛り(なまり)があって当然」

という環境です。
インド人にはインド人の、アジア人にはアジア人の、スペイン語圏ならスペイン語圏の。
それぞれの「訛り」があって当然という空気感になります。

そして、訛りのある英語を聞き取りながら、重要な会話を進めることも、お互いの必須スキルになっているのです。
なので、私たちも、自信を持って「日本語訛り」の英語で話しましょう。

いや、もちろん、相手に聞き取ってもらうための努力は必要ですが、日本語訛りを恥ずかしがって発言しないよりは1000倍マシです。

発音の訛りは気にせず、とにかくスムーズに会話をするのが、世界のビジネス市場なのです。
TORAIZ(トライズ)が狙っているのも、そのような環境での英語力だからこそ、ネイティヴ並の発音は目指さないのです。

⑤ソフトバンク孫正義さんの右腕、三木雄信さんの英語学習方が元になっている

三木さんは当時、「英語が話せる」ということで孫正義さんと海外での交渉に同行しましたが、実はほとんど海外で役立つほどの英語を話せませんでした。そこで

「英語が話せなければクビになる」

と危機感を持ち、最速で英語力をあげました。
そのときの方法をもとにTORAIZ(トライズ)は作られているため、結果的に「ビジネスの交渉において、発音は不要である」という結論に至りました。

ネイティヴ並の発音が身につかなくてもいい。

TORAIZ(トライズ)に入会しても、ネイティヴ並の発音は身につかない可能性が高いですが、それ以外の「ビジネス英会話に必要なこと」は全て、学ぶことができます。

1年間で1000時間をかければ、あなたの英語力は飛躍的に高まり、海外での交渉も可能になるレベルになるでしょう。

もちろん、いきなりの入会はハードルが高いので、まずは「無料カウンセリング」をオススメします。

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