「1年間で1000時間の勉強時間を確保する」
ということを目標として指導している、TORAIZ(トライズ)の無料説明会に行ってきたので報告します。
トライズの無料体験会
六本木の綺麗なフオフィス
トライズのオフィスは、六本木一丁目駅から歩いて2分のところにあります。
事前にホームページから無料体験を申し込みをしておくことで「受付番号」をもらうことができるので、その番号をビル一階の受け付けで伝えると、ビルの中に入ることができます。
トライズが行なっているのは「無料カウンセリング」なので、「無料体験」ではありません。
「無料説明」の要素も入りつつの「無料カウンセリング」という感じです。
企業の説明会によくあるような、小さく区切られたブースの部屋に入り、カウンセリングシートを記入します。
いままでの英語勉強歴、TOEICの点数(わかれば)、今後の目標、レッスン受講可能時間などを記載します。
裏面には氏名、住所、電話番号などの基本的な情報を記載します。
目の前では、小さなDVDプレイヤーを置いてもらい、受講者の声が流れます。数分で終わります。
テーブルの傍らには、使用するのであろう教材が並べられております。
カウンセリングシートを書き終わった頃に、担当の方が部屋に入ってきて、カウンセリングスタートとなります。
ビシッとスーツを着ていて、頭の良さそうな方でした。
トライズの無料カウンセリングはすごく丁寧
無料カウンセリングがスタートすると、まずは僕の「こうなりたい」という要望をたくさん聞いてくれました。
僕の英語力は、海外で体当たりで鍛えたものなので、ノリと雰囲気での会話はできますが、丁寧にお互いの考えを議論したりはできませんし、相手の言ってることもほとんど理解できません。
この日の朝に受けたTOEICは295点というひどい点数だったので、基礎ができていないだろうということも相談しました。
このように、僕の状況を正確に把握してくれました。
そして「TOEICの点数と会話力の相関関係は低い」というようなことも言ってくれ、丁寧に接してくれるのを感じました。
なぜ1000時間なのか?なぜリスニングとスピーキングなのか?
それから、トライズのシステムやポリシーについての説明を受けました。
全部をここに書くことはできないので端折ると、
「日本人が英語をマスターするには2200時間必要」
「小学校と中学校で、すでに1200時間は勉強してる」
「だから、残り1000時間をがんばりましょう。一日3時間×1年で、1000時間です。」
→
「1年で成果をだしましょう!」
ということでした。
そしてさらに
「日本人のほとんどは、ライティングとリーディングはある程度できてる」
「なので、トライズではリスニングとスピーキングに重点を置いています」
→
「とにかく毎日3時間、リスニングとスピーキングをしましょう!」
ということでした。
TORAIZ英会話に向いてない人
このあたりで、「トライズには向いてない人」の特徴も見えてきました。
それは
・TOEICの点数アップが目的のひと
・発音矯正をしたいひと
です。
トライズは、とにかく「英語で話せるようになる」ことを目的としています。
特に「瞬間的に返答ができる」ことにこだわっていました。
逆に「TOEICの点数をあげたい」とか
「発音をよくしたい」という方は、プライベートレッスン時にその指導をお願いすることはできますが、あまり向いていません。
上記2つが目的の方は、TORAIZを選ぶ理由は少なくなるでしょう。
トライズの、挫折をさせない仕組み
実は、普通の英語学習者の87%は、3ヶ月以内に挫折すると言われています。
一方、トライズに入会すると91%の学習継続率とのことです。
英語学習においては当然継続は最重要で、1年間かけて約1000時間の学習時間を確保できなければ、英語力の向上は難しいものとなります。
トライズが用意している「挫折させない仕組み」を紹介します。
トライズだと挫折しない理由①完璧を目指さない
挫折してしまう大きな理由は「失敗が積み重なることによる精神的苦痛」です。
しかしトライズは「完璧な英語」は目指しません。
「ビジネスで使える英語」を目指すので、ビジネスの現場においては発音や文法などが必ずしも完璧でなくても、大切なことさえ通じれば成立します。
ビジネスの現場で会話をするのに必要な英語のみを集中的に教えるので、ストレスが少なく学習できます。
トライズだと挫折しない理由②トレーナーとコンサルタント、3人チームでがんばる
トライズでは、ネイティブトレーナーと日本人コンサルタントの3人チームで学習を進めていきます。
学習は、早起きした時間帯、通勤電車、昼休み、就寝前などの時間を活用して行います。
合計で1日2〜3時間を目指すので、独力ではほとんど不可能ですが、コンサルタントへの報告義務があるのと、
ネイティブ講師とのオンラインレッスンのおかげで、学習することが定着します。
トライズに入会してすぐはこのペースでの学習はキツく感じますが、
数週間で習慣として身につく方がほとんどです。
トライズだと挫折しない理由③高額の受講料を支払っているから
これは少し本筋とは外れますが、現実の話です。
高額を支払ってしまうことで、やる気がでるというのは人間の性質と非常にマッチしています。
先に高いコストをかけることで「無駄にしたくない!」という強い気持ちが働きます。
半年コースでも約60万円、1年間のコースだと100万円以上の支払いをしています。
それだけの金額を先に支払うと、誰だって「絶対に成果をあげてやる!」という気持ちになります。
これはトライズのサービスとは本質的には別ですが、
独力でがんばることとの大きな差です。
日本人コンサルタントと、ネイティブ講師の3人チーム
トライズのプログラムは、大きく2つに分かれます。
①自己学習×コンサルタントによる進捗確認
1日3時間の学習のために、毎回スクールを訪れるのは効率が悪いです。
トライズのプログラムは、基本的に自宅で、自分で行います。
リスニングとスピーキングの課題を毎日3時間自分で行いますが、その進捗をコンサルタントと毎日確認します。
専用アプリを通じてコンサルタントに毎日の学習時間を連絡し、それに対してコンサルタントからフィードバックが届きます。
ひとりでは挫折していた英語勉強も、これなら長続きしそうです。
②週に一階のプライベートレッスンorグループレッスン
週に一回、いずれかのスクールを訪れ、生徒数人と50分間のレッスンを行うか、スカイプで25分のプライベートレッスンを行うかを決められます。
このときの講師はネイティブの講師で、アメリカやイギリス出身の講師が担当してくれる場合が多いようです。
ネイティブ講師によるレッスンで、自宅学習の成果を確認します。
自己学習を管理してくれるコンサルタントも、定期レッスンをしてくれるネイティブ講師も、基本的に「専属」となります。
日本人コンサルタントとネイティブ講師の3人でチームとなり、あなたの目標を達成するイメージです。
トライズの評判を調べてみた
トライズの受講者の声はホームページに掲載されているので、そちらを調べてみました。
評判①「学習」が「楽習」に変化する
ホームページに掲載されている評判によると、コンサルタントやトレーナーと並走することによって
「学習」が楽しくなって「楽習」になるとのことでした。
僕自身も英語学習者なのでわかりますが、英語の学習ってそもそも「楽しい」ものなんです。
わからなかった単語がわかるようになる。
文法がわかることで、文章の意味がわかる。
聞き取れなかった単語が聞き取れるようになる。
自分の言葉が相手に伝わる。
このようなひとつひとつが「快感」となってどんどん楽しくなっていくのが、学習です。
トライズではそのポイントを押さえて「楽習」と表現しており、
自分で「英語学習が楽しい」と感じたことの無い方は、一度体験してみることをオススメしたくなります。
>>トライズのホームページ。無料体験の申し込みはこちらから
評判②特定の単語群から覚えるので、仕事に直結しやすい
トライズの大きな特徴として「ビジネスに使えるようにする」というポイントがあります。
できるだけ早くビジネスに使えるレベルまで英語力を高めるポイントとはなんでしょう?
それは
「自分のビジネスで覚える単語群を覚えてしまう」
ことです。
文法などがいくらかわからなくても、特定ジャンルの単語を覚えてしまえば、
その単語が会話にでてきた時点で話題はなんとなくわかります。
日常会話に登場するフレーズは無限にありますが、特定ジャンルの仕事に登場する言葉は有限です。
先にそれらを覚えてしまうことで、実践の場に1日でも早く登場するのを目指します。
このような「最速を目指す」スタイルが、トライズの非常によい評判となっています。
評判③非常にサービスに自信がある
僕自身も無料体験会に参加したのですが、決して押し売りや勧誘などはなく、
終始「どちらでも大丈夫ですよ?」というスタンスでした。
このように自信ありげなスタンスなのも、人気の秘密でしょう。
トライズからは、本当にやる気があり、時間とお金を投資する覚悟のある人にのみ受講してほしいという熱意を感じました。
逆に言うと、中途半端な覚悟の方には入会してもらいたくないようでした。
それだけ自社のメソッドに自信があり、同時に生徒さん自身がやる気でないと意味がないということでもあります。
ぜひ、本気で時間とお金を投資する覚悟のある方にはまずは無料体験だけでも参加していただければと思います。
トライズの料金・返金ポリシー
トライズの料金は、
入会金50,000円
受講料(月額)94,000円
コンサルティング費 146,000円
となっております。
よって、初回は税込で313,200円を支払う必要があります。
ちなみに、僕が行った時は
「その場で契約すれば、入会金は0円」
「半年分をまとめて払えば5%OFF」
「一年分をまとめて払えば10%OFF」
などのキャンペーンが行われていました。
いずれにしても、この料金は他社と比べるとかなりお手頃と言えます。
また、一度支払いが住んでも、最初の受講から30日以内であれば返金できるポリシーや、それ以降でも支払い済みの受講料は返金されるなど、「クオリティに自信があるからこそできる保証」となっていました。
TORAIZをオススメするひと
この無料カウンセリングを通じて、何度もでてきたワードは
「毎日、3時間の学習時間を確保できるか?」
でした。
トライズの入会に迷っている方は、こちらの記事もどうぞ。
>>トライズの入会、ちょっと待った!
また、よりネームバリューのある「ライザップイングリッシュ」と迷っている方はこちらをどうぞ。
>>ライザップとトライズの比較記事はこちら。
毎日3時間の確保が難しいようであれば、そもそもトライズのレッスンは受講困難。
逆に、毎日3時間の学習時間の確保ができるようであれば、トライズはピッタリであるとも言えます。
(週に1日は休みにしておいて、計画通りにいかなかった場合の穴埋めに使うそうです)
ちなみに、無料カウンセリングで話を聞いたけど、この記事に書いていないこと(週に一回の実力診断テスト、Versant、リスニングの方法)はたくさんありますので、トライズが気になる方は、ぜひ無料カウンセリングを体験してみてください。